心気症近況

酷暑もいつの間にか過ぎ、心地よい秋の風を感じるようになってきましたね。

私の住む近畿地方は、未だ先日の大きな台風の爪痕が残ったままですが、それでも毎日をなんとか生き抜いております。また、6日の北海道胆振東部地震の被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、私の心気症や医療体験について綴っているこのブログですが、嬉しいことに予想以上に多くの方の目に留まり、時に応援の声も頂きとても嬉しく感じております。

 

今年の夏は本当に体の不調に振り回されるばかりでした。原因のわからない膀胱炎に始まり、これまた原因不明の腹痛。時に便秘だったり下剤のコントロールがうまくできないせいでお腹を下したり。私はこれらを、間質性膀胱炎だの大腸がんだの色々疑い、ネットで調べては時間を無駄にし、心と身体を疲弊させてばかりでした。

結果的には膀胱炎はカンジダ膣炎由来で、腹痛や便秘はストレスということで、然るべき対応をとり、今は不快な症状も落ち着いております。

(※カンジダに関しては特に男性の方にも理解して頂きたいのですが、もともと人体に棲む常在菌が蒸れやストレスで増殖するものなので、決して性病ではございません。)

 

また、心気症と向き合いたいという気持ちから、7月末よりやっと勇気を出して心療内科の門を叩きました。低容量の安定剤と医師との面談、それからこれは自分で勝手にやっているのですが、その日あった事を箇条書きに手帳に書いています。もし今後も何か不安になったら、手帳を見て自分の行動を振り返るとなんとなく良い気がしたからです。このブログも「心気症の自分」を客観的に書くといういわば認知行動療法的一面があるのかもしれません。

 

とはいえ、まだまだ皆さんにお伝えしたいバカな経験談のストックは山ほどあります。書く事で頭の中を整理できるし、心気症でも毎日泣いたり笑ったりして他の人と同じように生活しているのをお伝えしたいのです。同様に、これを読む皆さんにも様々な事情があるかと思います。しかし、病気だろうが借金苦だろうがパートナーにDVされていようが、心臓が止まらない限り等しく明日はやってくるのだなあとボンヤリ思うくらい現在の精神状態は安定しております。

 

次回は心気症のお話を一休みして、今私がどうしても勝手に喋りたいとあるコンテンツについて垂れ流していく予定です。