便秘との長い付き合い
※話題故に汚い表現多々あります。ご注意を。
私の便秘歴は長い。なにせ乳幼児の頃から浣腸してやっと排便することも度々あったという。(※母談)
いわば便秘界のマコーレー・カルキン、ハーレイ・ジョエル・オスメントといったとこである。そんじょそこらの便秘症とは一線を画している。
そんな便秘の星の下に生まれた私は、「便とはいきんで出すもの」かつ「なんかコロコロしたもの」であるのが当然と思い育ってきた。便秘界の大型子役は思想を植え付けられた便秘の少年兵として純粋培養されていったのである。
賢明な読者諸氏なら想像に容易いだろうが、硬い便を出し続けているとやがて肛門は切れる。自分でもわからないほど昔から、私の尻は切れていた。
しかし実母も便秘症、実父も座り仕事でよく痔になっていた我が家では、痔と言う疾患はとても身近なもので、ちり紙にひとすじ血がついたくらいでは笑って水に流していたのである。
「あたし切れ痔やからね 固い椅子は苦手なんや」
しかし痔と戦う君にファイト!とか言っていられない日はやがて来るのである。
学生時代ろくに運動もせず、便秘を解消する努力など1ミリも思いつくことなく事務職に就いた私は、のちに痔で4軒の診療所のお世話になる運命を辿る。
この辺はいずれ書く予定なので少しお待ちいただきたい。
皆さんはブリストルスケールという指標をご存知だろうか。このブリストルというのは研究元の英国ブリストル大学から来ているのだが、私はこの、いい大人なら笑ったら負けなギリギリのネーミングにいつも冷や汗をかく。小2なら爆笑ものの低レベルな偶然。日英の国境を越えたコロコロコミック的センスである。
前置きが長くなったが、これは便の形状を7段階に分類し、健康状態の目安とする大変有用なものである。(実際内科でも提示された。)
私は長年のゆる〜い努力の末、やっと理想的な形状になることが増えてきた。
しかし最近になってまた心気症を発症し、自律神経のバランスを崩してしまったため、腸の機嫌を損ねてしまっている。近日、かかりつけ医の診察がある。様子をみるか、服薬か、はたまた大腸内視鏡か、今考えても仕方ないのでヤクルトとビオフェルミンで腸のご機嫌とりに勤しむ現在である。